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きっかけは、一通の手紙でした。
年中に上がってすぐの頃です。息子が園から、年長さんにもらったという手紙を持って帰ってきました。ひらがなで書いてある。たどたどしいけれど、ちゃんと文章になっている。
うちの子は、それを読めませんでした。返事も、書けない。
そのとき初めて思ったんです。「年長になったら、ひらがなって書けているのが普通なの?」
そこから急に焦り始めました。あいうえおカードを買って、かるたも買って。どちらも、うちの子はほとんど興味を示しませんでした。検索して出てくる記事には、だいたいカルタやカード遊びが載っているのに。箱を開けることすらしなかった。
今、息子は5歳です。ひらがなは、読める字と読めない字があります。でも自分の名前は、見本を見ないで書けるようになりました。
あの手紙から、何が変わったのか。効かなかったことと、効いたことを書きます。
【結論】「覚えさせる」より「使う理由」が先でした
長くなるので、結論から書きます。
1. 幼児期のひらがなは、個人差がとても大きい。
年長さん(5〜6歳)を対象にした調査でも、71文字を全部書ける子ばかりではありません。平均は43文字です。5歳で読めない字があっても、それだけで判断できる材料にはなりません。
2. 定番の方法(カルタ・あいうえおカード)が効かない子がいる。
うちがそうでした。検索して出てくる記事はほぼ全部これを勧めますが、興味のない子には本当に響きません。合わなかったとき、親が落ち込む必要はないです。
3. 効いたのは「文字を使う理由」があったとき。
うちの転機は2つあって、どちらも「ひらがなを教えよう」として起きたことではありませんでした。詳しくは後半に書きます。
4. 書き順がバラバラでも、鏡文字でも、今は気にしなくていい。
ここは専門家の見解があるので、根拠つきで後述します。教材は、まだ買っていません。 うちで効いたのは、無料で届いた通信教育教材のお試し体験冊子でした。お金をかける前にできることがあります。
※本記事は筆者の個人的な体験をもとにしています。お子さんの状況については、専門家(医師・療育機関など)にご相談ください。
年長さんでどのくらい読める? 調査データで見る目安
「個人差がある」で終わらせたくないので、実際の数字を調べました。
筑波大学などの研究グループが2014年に行った調査があります。文字の指導をしていない幼稚園3園の年長児230名を対象に、ひらがな71文字の音読と書字を調べたものです。
| 課題 | 平均(71文字中) | 割合 |
| 読み(音読) | 64.9文字 | 約91% |
|---|---|---|
| 書き(書字) | 43.0文字 | 約61% |
出典: 太田静佳・宇野彰・猪俣朋恵 (2018)「幼稚園年長児におけるひらがな読み書きの習得度」音声言語医学 59巻1号
注目したいのは書きのほうです。年長さんでも、平均43文字。71文字のうち28文字は書けていない計算になります。つまり「年長でひらがなが全部書けない」のは、かなり普通のことなんです。
手紙をくれるのは、いつも「書ける子」
この数字を見たとき、あの手紙のことを思い出しました。
よく考えたら、当たり前のことでした。手紙を書いてくれる年長さんは、手紙を書ける子なんです。
書けない年長さんは、手紙を書きません。だから親のところには届かない。届かないものは、目に入りません。
平均43文字ということは、書けていない年長さんも、同じ園にたくさんいるはずなんです。ただその子たちの字を、私は一度も見ていない。
私が「年長は書けるのが普通」だと思ったのは、書ける子の字しか見ていなかったからでした。
比べる相手が、最初から上澄みだった。そこに気づくまで、半年くらいかかりました。
「全く読めない」子はどのくらいいるのか
もう少し踏み込んだ数字もあります。
同じ論文が引用している国立国語研究所の調査(1967年実施)では、71文字をまったく音読できない年長児は1.1%、書き取りができない年長児は5.3%でした。
うちの子は「読める字と読めない字がある」状態です。全部読めないわけではない。この1.1%という数字を見て、少し落ち着けました。
まだらでいいんだ、と。
男の子のほうが、書きは遅い傾向がある
先ほどの2018年の調査では、書字の課題でのみ性別の差が出ています。女児のほうが成績が高かった、という結果でした。読みでは差が出ていません。
月齢(早生まれかどうか)による差は、この調査では出ませんでした。
うちは男の子なので、この結果を知ったときは少し肩の力が抜けました。早生まれのせいかなとも思っていたのですが、そこは関係ないらしい。
ひらがなが読めない・覚えられない4つの理由
原因を整理します。うちの子に当てはまったものもあれば、そうでないものもありました。
1. まだ文字に興味がない
一番多いのがこれだと思います。文字より、走ることやブロックのほうが楽しい。それだけの話。うちの場合も、これが大きかったです。カードもかるたも、そもそも「やりたいもの」の中に入っていなかった。
2. 音を聞き分ける力(音韻意識)がまだ育っていない
「りんご」という言葉が「り」「ん」「ご」の3つの音でできている、という感覚。これがないと、文字と音を結びつけにくいと言われています。文字の前の段階です。
3. 見え方・目の使い方に苦手さがある
形を見分けるのが苦手だったり、似た文字(「ぬ」と「め」、「わ」と「ね」)の区別がつきにくかったり。目で文字を追うのがしんどいというケースもあります。
4. 手や指の力がまだ弱い(書きの場合)
書けない場合はこれもあります。鉛筆を持つ力、線を止める力。ひらがなを書く前に、ぐるぐる描きや迷路で運筆の力をつけるほうが先、という考え方です。
【体験】あいうえおカードも、かるたも、効きませんでした
ここが、この記事で一番書きたかったところです。
検索して出てくる記事は、だいたい同じ方法を勧めます。カルタで遊ぶ、カードを使う、ひらがな表を貼る。「遊びながら自然に」というやつです。
うちは、それが全部空振りでした。
あいうえおカード|箱から出さなかった
買ったときは、けっこう期待していました。絵とセットになっていて、かわいくて。でも息子は、興味を示しませんでした。こちらが並べて見せても、すぐ他のことを始める。無理に続けても仕方ないので、そのうち出さなくなりました。
かるた|負けるのが嫌。そして最後まで続かない
かるたは、2つの理由で続きませんでした。
ひとつは、負けるのを嫌がること。うちの子は不安が強いところがあって、勝ち負けのある遊びは、それだけでハードルが高いんです。楽しいどころか、緊張する時間になっていました。
もうひとつは、最後まで続かないこと。始めても、途中で飽きて別のものに興味がいってしまう。札が半分も残っているうちに、もう横でブロックを出している。
「最後までやりきる」を求めた時点で、もう合っていなかったんだと思います。
分かったこと|「遊びながら」は、その遊びが好きな子の話
しばらく経ってから気づいたんですが、「遊びながら覚えられます」というのは、その遊びを楽しめる子にとっては、という前提なんですよね。
カルタが好きな子には、カルタは最高の教材だと思います。でもうちの子にとっては、カルタは「やりたくないこと」でした。教材以前の問題だった。
ここでしばらく止まりました。定番が効かないと、次に何をすればいいのか分からなくなる。
転機は2つ|どちらも「教えよう」としていないときでした
止まっていた状況が動いたきっかけが、2つあります。
面白いことに、どちらも私が「ひらがなを教えよう」として起こしたことではありませんでした。
転機①勧誘DMに入っていたミニワーク
こどもちゃれんじやZ会から、ときどき郵便が届きますよね。入会の案内と一緒に、お試しのミニワークが入っているやつ。
あれです。
うちの子は、以前からシール貼りが好きでした。だからミニワークが届くと、シールのページだけを目当てにやっていたんです。ひらがなのためじゃなくて、シールを貼りたいから。
それがある日、ひらがなのページを、真似して書いていました。
こちらは何も言っていません。「やってごらん」とも言っていない。シールを貼るついでに、隣のページにあった文字を、そのまま真似していた。
正直、びっくりしました。カードもかるたも見向きもしなかった子が、無料で届いたペラいワークで書いている。
転機②「名前を書いておけば、自分のだって分かるね」
もうひとつが、こちらです。
うちの子は不安が強い特性があって、自分のお菓子を誰かに取られるのが、すごく嫌でした。誰かに取られるかもしれない、というのが心配で仕方ない。
それで、あるとき言ってみたんです。
>「名前を書いておけば、○○くんのだって、みんなわかるね」
そうしたら、書きたがりました。
私が手本を書いて、それを見ながら書かせてみたら、書けたんです。形はぐちゃぐちゃでしたけど、読める字になっていました。
そして、そこからが早かった。いろいろなものに名前を書くようになりました。 お菓子の袋、おもちゃ、本、自分の箱。書かなくていいものにまで書いていました。
今は、見本を見なくても自分の名前を書けます。
2つに共通していたこと
あとから振り返ると、どちらも共通点がありました。
「文字を覚えさせよう」としていない。
1つ目は、シールを貼りたかっただけ。2つ目は、お菓子を取られたくなかっただけ。文字は、その目的のための手段でした。
カードもかるたも「文字を覚えるための時間」でした。だから、うちの子には入らなかったんだと思います。
本人に「文字を使う理由」があると、覚えるのは早い。これが、うちで一番はっきり分かったことです。
とくに2つ目は、不安が強いという特性が、そのまま動機になったケースでした。特性は困りごとになることが多いですけど、こういう形で味方につけられることもあるんだと知りました。
※上に書いたのはうちの子に合ったやり方です。お子さんによって効く入り口は違います。療育や発達支援の先生に相談しながら進めてみてください。
書き順がバラバラ、鏡文字になる。直したほうがいい?
ここも気になるところだと思います。うちもそうなので。
息子は自分の名前を書けますが、書き順はバラバラです。下から書いたり、右から書いたり。文字が左右逆になる、いわゆる鏡文字も混じります。
正確には書けていない、というのが正直なところ。
専門家の見解|就学前は直さなくていい
これについて、鳴門教育大学名誉教授の木下光二先生が、はっきり述べています。
小学校の教員時代に1年生の担任を8回経験した立場から、入学時点でのひらがなの習得状況にかかわらず、正しい学習を経て1年生の終わりの頃にはほとんどの子が正しいひらがなを身につけられる、という内容です。
つまり、就学前の書き順や鏡文字は、修正の必要がない。学校で習えば直る、ということでした。
出典: 日経ウーマン「書き順デタラメ、鏡文字…『間違いひらがな』は修正する必要なし」(木下光二・鳴門教育大学名誉教授)
鏡文字は、そもそもよくあること
鏡文字は、字を書き始める2〜3歳頃から6歳頃までよく見られる現象だとされています。この時期の子どもは文字を「文字」ではなく絵や図形のようなイメージで捉えていて、左右の区別もまだつきにくい。だから反転する。
小学校低学年くらいまでに、ほとんどの子は書かなくなっていきます。
私がやめたこと
これを知ってから、書いているときに口を出すのをやめました。
以前は「そこは違うよ」「そっちからじゃないよ」と言っていました。でもそれをやると、書くこと自体をやめてしまう。せっかく自分から名前を書くようになったのに、それを止めるほうがもったいない。
今は、書いたら「書けたね」だけ言っています。
正確さは、あとから来る。そう思うことにしました。
いつまで様子見していい? 判断の材料になるもの
「焦らなくて大丈夫」という言葉だけだと、何も決まらないまま時間が過ぎてしまいます。医学的な基準を出せる立場ではないので、代わりに判断の材料になる情報を並べておきます。
材料①年長で「全く読めない」のは1.1%
さきほどのデータです。年長児で71文字をまったく音読できないのは1.1%でした(国立国語研究所, 1967年調査)。
逆に言えば、年長になっても全く読めないなら、それは一度確認する理由になるということ。読める字と読めない字がまだらにある状態なら、まだこの1.1%とは違います。
材料②就学前にSLDと判断するのは難しい
限局性学習症(SLD)は、知的な発達に全般的な遅れがないのに、読む・書く・計算するといった特定の技能が年齢に比べて極端に苦手な状態を指します(発達障害ナビポータル)。
ただ、幼児期のうちに見分けるのは難しいとされています。理由は単純で、この時期は個人差が大きすぎるから。年長で平均43文字しか書けない集団から「この子だけおかしい」を判定するのは無理があります。
実際、国の大規模な調査も小学校・中学校・高校が対象で、就学前は入っていません。
材料3|相談の窓口は、就学前から開いている
判断がつかないまま抱えるより、聞ける場所があります。
- 通っている療育・児童発達支援の先生
- 園の担任、加配の先生
- 自治体の発達相談窓口
- 就学相談(年長の時期に案内があります)
正直に書くと、私はまだ、ひらがなのことを療育で相談できていません。
聞くほどのことじゃないかな、と思ってしまうんです。療育では他にも相談したいことがあって、優先順位をつけると後ろに回る。そうやって1年たちました。
でも、家で一人で調べている時間のほうが、たぶん長い。次の療育では聞いてみるつもりです。
学習障害かもしれない、と思ったら
不安になったときのために、学齢期のデータも載せておきます。文部科学省が2022年に実施した「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」の結果です。
| 項目 | 小・中学校 | 高等学校 |
| 学習面又は行動面で著しい困難を示す | 8.8% | 2.2% |
|---|---|---|
| 学習面で著しい困難を示す | 6.5% | 1.3% |
| 「読む」又は「書く」に著しい困難を示す | 3.5% | 0.6% |
出典: 文部科学省(2022)「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年)について」
ここで大事な注意点があります。文科省自身が資料の中でこう書いています。
> 担任等による回答に基づくものであり、医師による診断によるものではない。従って、本調査の結果は、発達障害のある児童生徒数の割合を示すものではなく、特別な教育的支援を必要とする児童生徒数の割合を示すものである
「8.8%が発達障害」ではありません。この数字はよく誤って引用されているので、書いておきます。
記録を残しておくといい、らしいです
就学相談や面談では「いつ頃、何ができるようになったか」を聞かれると言われています。記録があると話が早い、と。
これも正直に書きますが、私はできていません。
その日のことはその日で終わってしまう。気づいたら半年たっていて、「あれ、名前が書けるようになったのって、いつだっけ」となる。今まさにそうなっています。
この記事を書きながら思い出そうとして、日付が全然出てこなくて困りました。だから今日から、スマホのメモに日付だけでも残そうと思っています。
日々の関わり方で迷ったときにどうしているかは、発達障害の子への声かけをChatGPTに相談したら毎日がラクになった話に書いています。
教材はまだ買っていません。無料で試せることがあります
正直に書きます。うちはまだ、ひらがな用の有料教材を契約していません。
理由は単純で、無料で届いたミニワークが一番効いたからです。お金をかける前に、まだやれることがありました。
まず無料で反応を見る
うちがやったのは、これだけです。
- 通信教育の資料請求をして、届くDMのミニワークを渡してみる
- 無料でダウンロードできるプリントを印刷する(「ちびむすドリル」「すたぺんドリル」には運筆練習や特別支援向けのものがあります)
- 本人が手を出したものだけ、続ける
大事なのは3つ目です。反応がなかったものは、すぐやめる。カードとかるたで学んだことです。
資料請求は無料なので、教材が合うかどうかを見るのに使えます。買ってから合わないと分かるのが、一番もったいない。
その次の段階で気になっている教材
本人が文字のほうを向いてきたので、次は教材も考えています。気になっているのは天神(幼児版)です。理由は3つ。
- 0歳から使える。幼児向け教材は年齢で区切られているものが多いのですが、ここは下の年齢から入れます。ゆっくり進む子にはこれが大きい
- 買い切り型なので、毎月の支払いが増えない。固定費をこれ以上増やしたくないので、ここは気になっています
- 読み → なぞり書きの順で進む構成。うちのように「書きたい気持ちが先に来た」子でも、読みのほうに戻れる
一方で、初期費用はパソコン版で327,800円、タブレット版で371,580円とかなり高額です。月々の支払いはありませんが、最初にこの金額。正直、即決できる額ではありません。うちも資料請求の段階で止まっています。
ここも同じで、まず資料請求と無料体験で反応を見てから決めるつもりです。
※料金・仕様は2026年9月時点の情報です。最新の内容は公式サイトでご確認ください。
よくある質問
まとめ
要点だけ残します。
- 年長児の平均書字数は71文字中43文字。全部書けないのは普通です
- 年長で「全く読めない」子は1.1%。まだらに読める状態は、これとは違います
- 手紙をくれるのは、いつも「書ける子」。書けない子の字は親の目に入りません。比べている相手は、最初から上澄みです
- 定番のカルタ・カードが効かない子がいる。うちがそうでした。合わなかった自分を責める必要はないです
- 「覚えさせる」より「使う理由」。うちの転機は、シール貼りのついでと、お菓子に名前を書きたい気持ちでした
- 書き順も鏡文字も、就学前は直さなくていい。1年生の終わりにはほとんどの子が身につけます
- 8.8%は「発達障害の割合」ではない。文科省の調査は担任の回答に基づくもので、診断ではありません
- 教材は無料で試してから。うちで一番効いたのは、勧誘DMに入っていたミニワークでした
あの手紙は、まだとってあります。
読めないまま持ち帰ってきた、年長さんからの手紙。あれを見て焦って、カードを買って、かるたを買って、全部空振りして。遠回りをしました。
でもあの手紙がなかったら、私は動かなかったとも思うんです。
うちの子が書く名前は、いまだに書き順がバラバラで、ときどき裏返しです。それでも、自分の持ち物に自分で名前を書いています。お菓子の袋にまで書いています。
私が教えたわけじゃありませんでした。
来年は、年長さん。今度は、うちの子が誰かに手紙を書く側かもしれない。まだ想像はつきませんけど。
療育に通いながら、家のことも自分の仕事も回している方へ。どうやって時間を作っているかは発達っ子ママがブログ副業を始めた理由と続けられるワケに書いています。
※本記事は筆者の個人的な体験をもとにしています。お子さんの状況については、専門家(医師・療育機関など)にご相談ください。
参考文献
- 太田静佳・宇野彰・猪俣朋恵 (2018)「幼稚園年長児におけるひらがな読み書きの習得度」『音声言語医学』59巻1号, pp.9-15
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp/59/1/59_9/_pdf ※文字教育を行っていない幼稚園3園の年長児230名を対象に2014年に実施。平均読字数64.9文字、平均書字数43.0文字。書字課題でのみ性別の有意差あり(女児が高い)。月齢の影響は認められず。
- 国立国語研究所 (1972)『幼児の読み書き能力』(1967年調査)
※71文字をまったく音読できない年長児1.1%、書き取りができない年長児5.3%。上記1の論文が引用している数値を参照しました。
- 島村直己・三神廣子 (1994)「幼児のひらがなの習得」(1988年調査)
※年長児の平均読字数65.9文字、平均書字数44.6文字。上記1の論文が引用している数値を参照しました。
- 文部科学省 (2022)「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年)について」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2022/1421569_00005.htm ※標本児童生徒数88,516人のうち74,919人が回答(回収率84.6%)。担任等の回答に基づくもので、医師による診断ではありません。
- 日経ウーマン「書き順デタラメ、鏡文字…『間違いひらがな』は修正する必要なし」
※鳴門教育大学名誉教授・木下光二氏の見解。小学校教員時代に1年生の担任を8回経験した立場から、入学時点の習得状況にかかわらず1年生の終わり頃にはほとんどの子が正しいひらがなを身につけられると述べています。
- 発達障害ナビポータル「限局性学習症(SLD)」
https://hattatsu.go.jp/supporter/healthcare_health/about-sld/
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